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風雨の美ら島エアーフェスタ(那覇基地航空祭)は忘れられない思い出に

楽しみに行った那覇基地
ただし、それは強風と冷雨の中でした。

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 ここからは、その様な状況の中、子供連れで最大限に楽しむ方法をご紹介。

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暴風雨の那覇基地

 Each LISTs

持ち物リスト
  1. カッパ・大きめのビニール袋・折りたたみ傘
  2. ウィンドブレーカー
  3. フェイスタオル
  4. グミなどの栄養補給食
  5. 水・お茶
  6. メモ帳とサインペン
空港到着時にすることリスト
  1. 那覇空港到着後、到着ロビーを出てすぐにある<ポークたまご>で昼食を購入
  2. 両手を防ぐような大きな荷物は預ける
  3. 手持ちのリュック、カバンはナイロン袋で覆う
  4. カッパ・タオルをすぐ出せるように準備
赤嶺駅那覇基地までにすることリスト
  1. カッパを着て、強い意志を持ち、前へ進む
  2. 強風、暴風、雨を乗り越えた先に基地があるという希望を持ち続ける
那覇基地到着時することリスト
  1. 持ち物検査係りや案内役として立っておられる自衛官の方々に感謝する
  2. 展示やワークショップのある格納庫へ急ぐ
展示格納庫ですることリスト
  1. 好きなワークショップや体験エリアを回る
  2. ステージで繰り広げられる自衛隊コレクションが始まる前にお席でご飯を食べる
  3. お腹を落ち着けて楽しむ
  4. 戦闘機の操縦席に座らせてもらう
  5. パイロットと写真を撮ってもらう
  6. ジェットエンジンの装着・取り外しを近くで見る
  7. 長机に一同に並べられたスタンプを丁寧に押し、一気にスタンプラリーを終え景品を頂く
航空機展示エプロンですることリスト
  1. 輸送機や救助ヘリなどの内部見学
  2. 各車やオートバイの操縦席に座らせてもらう
  3. エプロンに吹き付ける強風を全身で受け止めて体感
  4. 雨に濡れる美しい機体を見る
    夜は特にライトも機体もすべてが幻想的

Explanation for each LISTs

持ち物リストの解説

那覇基地は海のすぐそばにあり海風が強い地域です。そこに暴風雨が加わると傘はまずさすことが出来ません。カッパを着て手荷物はビニール袋で覆うのが正解です。
那覇は12月でもお天気の良い日は長袖シャツで過ごせますが、悪天候時はダウンジャケットでも寒いくらいの体感気温となります。保温性の高いウインドブレーカーなどを持参するのがベストです。

フェイスタオルは雨の日の必需品。お子様連れなら子供の人数分用意しましょう。
雨風の中を移動するのは通常よりも体力を消耗します。適時、飴やグミなど簡単に食べられるものでカロリーの高いものを摂取しましょう。くじけそうになる子供を励ますアイテムでもあります。水・お茶も同様です。

メモ帳とサインペンですが、雨の日は必然的に航空祭に来る人が減ります。その結果自衛隊の各隊員の方々とお話出来たり展示物を近くで見学できる時間が増えます。素敵な隊員さんにはサインや格言を頂いてはいかがでしょうか。

空港到着時にすることリストの解説

<ポークたまご>那覇空港店でお昼ごはんを購入しておきます。航空祭には地元名物を扱ったお店や屋台がいくつか出店していますが、それらは格納庫の外エリアになります。お腹が空いた時にさっと食べられるものを準備しておくと安心です。
こちらの<ポーたま>に始まる美味しいおにぎりは子供にも食べやすく、大人のお腹も満たすボリュームです。
おすすめはスペシャルボックス[ スペシャル3個+スタンダード2個 ]
個人的にはゴーヤの天ぷらが最高に美味しいと思っています。苦味は少なくゴーヤの風味が塩味のスパムと相まってめちゃうまです。

porktamago.com

続いて荷物は両手が空くように量を調節します。大きい荷物は空港や駅のロッカーに預けます。那覇基地のエプロンで強風に煽られると本当に飛ばされそうになります。身を守るためとフットワークを良くするために両手はフリーが基本。
手荷物は外に出る前に出来るだけビニール袋で覆い、着替えや紙類は濡れてしまわないよう奥に入れ、カッパなどを上部の取り出しやすいところに入れます。

赤嶺駅那覇基地までにすることリストの解説

駅を出て横断歩道を渡り右へ進むと左手に那覇基地が見えます。基地までの所要時間は歩いて10分。
悪天候の状況をここにお伝えしておきます。着ているカッパは剥ぎ取られんばかりの強風に襲われ、横から振り込む雨で前方は見づらく、沖縄だというのに手先が冷えて前に進むのに相当な勇気が必要。とにかく強い意思を持ち、基地を目指して下さい。

那覇基地到着時することリストの解説

作業着を着た自衛官の方々が入り口からそれぞれ配置についておられます。雨の中たいへんだったねと労って下さる方も…。ただただ感謝です。
しかし安心するにはまだ早く、入り口から展示エリアや格納庫まではさらに5分程歩かなければなりません。
早急に雨風をしのげる格納庫を目指しましょう。

展示格納庫ですることリストの解説

なんせ全体の来場客が少なく各ブースはゆったりムード。シュミレーターもワークショップブースもほぼ待ち時間なく参加出来ます。ユニフォーム体験は大人も子供も近くを通りかかると「着てみませんかー?」とのお声が。どんどん参加して楽しむべき。
ある程度体験したらステージ前のお席に座り購入しておいた<ポークたまご>を食べてエネルギーチャージをします。なぜならお昼過ぎには<自衛隊コレクション>という名の各部署ユニフォーム紹介があるからです。こちらはモデルが現役自衛官ということもあり大盛り上がりの企画です。もちろん司会も自衛官。普段見ることのない珍しいユニフォームや隊員の皆様の笑顔やポーズから楽しい気持ちと元気をもらうことが出来ます。
続いて戦闘機の見学へ。操縦席に座ったり写真を撮ったりしましょう。本来午後からは来場客が多くなり長い列が出来るのですが雨の時はそんなに列は伸びません。

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F-15パイロットとひよこ

各種実演も人垣が少ないためよく見えます。
スタンプラリーにおいては、雨を避けるようチェックポイントが格納庫内の長机に一同に集められるため、歩き回ることなく一度に終わらせられるのです。景品のクリアファイルもちゃんと頂けます。

航空機展示エプロンですることリスト解説

人の少なさを利点にどんどん見て回りましょう。子供が思わず「か、かっこいいー!」と言ってしまう自衛隊の飛行機・車・オートバイに大人も乗っちゃいましょう!子供の数も少ないので遠慮することなく楽しめます。
小雨を狙ってエプロンに出て、普段感じることのない滑走路上の強風を全身に受けてみたり。一生に一度の体験かもしれません。
航空祭1日目は19時まで開催されますので夜間の機体を見ることが出来ます。
天候次第で夜間の展示飛行は中止になり代わって展示走行となる可能性があります。雨で光を反射する滑走路に赤と緑のライトがきらめく中、機体本体がうっすらと浮かび上がりそれはそれは素晴らしく美しいのです。雨の日ならではの光景と言えます。

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暗闇に浮かぶF-15